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2014/1/22

経済産業情報

ディスカウンター大手がコカコーラの販売中止

この記事の要約

ディスカウントスーパー大手のLidlがコカコーラのソフトドリンク販売を中止したことが、『ヴェルト』紙の報道で分かった。大手小売店間の値下げ競争が背景にあるようだ。コカコーラ独法人の広報担当者は同紙に「販売コンセプトでLi […]

ディスカウントスーパー大手のLidlがコカコーラのソフトドリンク販売を中止したことが、『ヴェルト』紙の報道で分かった。大手小売店間の値下げ競争が背景にあるようだ。コカコーラ独法人の広報担当者は同紙に「販売コンセプトでLidlと合意できなかった」と語った。Lidlはコメントを控えている。

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ヴェルト紙によると、Lidlは先ごろ、1.25リットル入りコカコーラの価格を10セント引き下げた。この結果、利幅が大きく低下したため、コカコーラの値下げを要求したものの、受け入れられなかったもようだ。Lidlはコカコーラの代わりにペプシコーラを販売。他のソフトドリンクも「Freeway」などの低価格ブランドに切り替えたという。

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ドイツの小売業界では数週間前から値下げ競争が活発化。Aldiは2週間前に10個入り卵パックの売値を従来の1.29ユーロから0.99ユーロに引き下げた。その後もヨーグルトやコーンフレークなど朝食用食料品を最大10セント値下げしている。Lidlはこれに対抗してコカコーラなどの値下げに踏み切ったもよう。

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Lidlはドイツ国内で3,300店舗を展開する小売大手。同社との取引停止はコカコーラにとって大きな痛手となる。

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