欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2014/3/12

経済産業情報

超大型機A380の翼に過度の疲労

この記事の要約

欧州航空宇宙大手エアバスの超大型機「A380」で翼の素材に過度の疲労が確認されたことが分かった。同社は検査間隔を12年から6年に短縮して対応する考え。 疲労試験用航空機で問題が確認された。広報担当者によると、疲労は設計寿 […]

欧州航空宇宙大手エアバスの超大型機「A380」で翼の素材に過度の疲労が確認されたことが分かった。同社は検査間隔を12年から6年に短縮して対応する考え。

疲労試験用航空機で問題が確認された。広報担当者によると、疲労は設計寿命の3倍の時間で発生したという。商業用に投入されているA380ではこれまでのところこの問題が起きていない。

A380では翼小骨と翼外板をつなぐ翼小骨脚という合金金具に亀裂が生じる問題が2012年に発生した。これについてはすでに修理で対応している。