ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した2014年3月の失業者数は305万5,000人となり、前月を8万3,000人下回った。減少は5カ月ぶり。春の到来に伴う建設需要の拡大のほか、好景気がプラス要因となった格好で、季節要因を加味した実質でも1万2,000人少なくなった。
失業率は0.2ポイント減の7.1%に低下した。失業者数は前年同月比でも4万3,000人減少している。
求人指数BA-Xは154となり、前月から1ポイント上昇した。専門人材は特に流通、メカトロニクス、エネルギー、電機、金属加工、機械、自動車、交通、物流、旅行、飲食、ヘルスケア業界で不足している。