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2014/4/2

経済産業情報

ドイツが重点輸出先国6カ国を選定

この記事の要約

連邦経済省は3月26日、ドイツ企業の重点輸出先国として6カ国を選定したと発表した。6カ国の市場に関する包括的な情報を今後、中小・中堅企業に提供。これらの国への輸出をサポートしていく。 対象6カ国は中国、ガーナ、インドネシ […]

連邦経済省は3月26日、ドイツ企業の重点輸出先国として6カ国を選定したと発表した。6カ国の市場に関する包括的な情報を今後、中小・中堅企業に提供。これらの国への輸出をサポートしていく。

対象6カ国は中国、ガーナ、インドネシア、コロンビア、韓国、英国で、独貿易・投資振興機関(GTAI)と共同で選定した。6カ国は経済の特徴が大きく異なるものの、◇成長率が相対的に高い◇事業環境が安定している――などの共通点があるとしている。

GATIのベンノ・ブンゼ首席総裁は「経済発展に伴い廃棄物・下水処理分野の課題が大きくなっている」と指摘。環境技術やヘルスケア分野に強いドイツ企業にとって市場開拓のチャンスが高まるとの見方を示した。