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2014/4/30

経済産業情報

石炭輸入量、昨年は15%増加

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が16日発表した2013年の石炭輸入量は前年比15.2%増の5,060万トンと大きく拡大した。輸入額は41億ユーロ。1トン当たりの額は82ユーロで、前年の105ユーロから22.3%低下した。 10年前の0 […]

ドイツ連邦統計局が16日発表した2013年の石炭輸入量は前年比15.2%増の5,060万トンと大きく拡大した。輸入額は41億ユーロ。1トン当たりの額は82ユーロで、前年の105ユーロから22.3%低下した。

10年前の03年は輸入量が2,890万トン、輸入額が11億ユーロ、1トン当たりの輸入額が38ユーロだった。

13年の輸入量がもっとも大きかった輸入先国はロシアで、1,250万トン(額9億9,200万ユーロ)に上った。これに米国(1,200万トン、9億8,000万ユーロ)、コロンビア(1,000万トン、6億3,800万ユーロ)が続く。欧州連合(EU)加盟国ではポーランドが最も多く、量ベースで340万トン、金額ベースで2億5,200万ユーロに上った。

石炭の輸出量は24万6,000トンにとどまり、額は4,800万ユーロだった。

褐炭は輸入量が7万1,000トン、輸出量が130万トン。金額ベースではそれぞれ400万ユーロ、1億2,100万ユーロだった。