Wacker Chemie

多結晶シリコン大手の独Wacker Chemieが5日発表した2014年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は6,420万ユーロとなり、前年同期の510万ユーロから12.6倍に拡大した。太陽電池・半導体産業からの需要回復のほか、◇大口顧客である太陽電池メーカー向けの供給契約を変更した◇同メーカーから損害賠償も受け取った――ことが大きい。売上高は7.5%増の11億5,740万ユーロ、営業利益(EBITDAベース)は73.4%増の2億8,520万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の15.3%から24.6%に上昇した。14年通期では売上成長率で約5%、EBITDAの成長率で10%以上を見込む。

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