欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2014/5/7

経済産業情報

スマホ利用、中高生の8割以上

この記事の要約

独情報通信業界連盟(Bitkom)が4月28日発表した児童・生徒のインターネット・携帯電話利用に関する実態調査によると、スマートフォンを「少なくとも時々利用している」と回答した8~9歳の児童は25%だった。利用(保有)率 […]

独情報通信業界連盟(Bitkom)が4月28日発表した児童・生徒のインターネット・携帯電話利用に関する実態調査によると、スマートフォンを「少なくとも時々利用している」と回答した8~9歳の児童は25%だった。利用(保有)率は10歳を超えると高まり、10~11歳で57%、12歳以上では80%超に達した(グラフ参照)。

インターネットの利用率も年齢とともに高まり、6~7歳で39%、8~9歳で76%、10~11歳で94%に上った。12歳以上ではほぼ全員(98~100%)が利用している。児童・生徒1人当たりネット利用時間(ネットを利用していない児童・生徒含む)も年齢が上がるほど増え、6~7歳の11分(1日当たり)、8~9歳の同16分に対し、14~15歳では93分、16~18歳では115分に上った。

ネット接続に使用する機器を年齢別にみると、11歳以下ではノートパソコンが最も多かった。一方、16~18歳ではスマートフォンが最多(89%)で、ノートパソコン(69%)、デスクトップ(52%)を大きく引き離した。

ソーシャルネットワーク(SNS)は9歳までの層ではほとんど利用していない(0~1%)が、10~11歳では10%、14~15歳では65%、16~18歳では85%に上った。10歳~18歳を対象に利用しているSNSを調べたところ、トップはWhatsapp(72%)で、2位はフェイスブック(56%)、3位はスカイプ(46%)だった。