米ゼネラル・モーターズ(GM)の独子会社オペル(リュッセルスハイム)がレンジエクステンダー式電気自動車(EV)、「アンペラ」の販売を来年で打ち切るとの観測が浮上している。自動車専門誌『オートモティブ・ニュース・ヨーロッパ』が21日付で報じたもので、販売不振が理由という。同社は報道内容へのコメントを控えている。
アンペラは姉妹ブランドのシボレーが展開するレンジエクステンダー式EV「ボルト」とプラットフォームを共有したモデルで、欧州で販売されている。発売年の2012年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたものの、販売は振るわず、今年1~5月は計332台にとどまった。ドイツ本国では46台に過ぎない。