化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、ポーランド西部のシロダ・シロンスカで自動車排ガス用触媒工場の竣工式を行った。欧州排ガス規制の強化に伴う需要拡大に対応。今後も同工場で新生産ライン数を増設し、欧州での生産能力を2016年までに現在の2倍に引き上げる。
同工場は12年の着工。今年4月に試運転を開始し、先月から生産ライン2本を稼働させていた。
投資総額は1億5,000万ユーロで、これまでに9,000万ユーロを投じた。16年には生産ラインが10本となり、従業員数は現在の100人から400人に拡大する。