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2014/8/27

総合 - ドイツ経済ニュース

ベルリン州首相が辞意表明

この記事の要約

独ベルリン州のクラウス・ヴォーヴェライト首相(社会民主党)は26日、辞意を表明した。ベルリン・ブランデンブルク新空港の開港延期問題で人気が大きく低下。党内でも辞任を求める声が強まっていることから、2016年の任期終了を待 […]

独ベルリン州のクラウス・ヴォーヴェライト首相(社会民主党)は26日、辞意を表明した。ベルリン・ブランデンブルク新空港の開港延期問題で人気が大きく低下。党内でも辞任を求める声が強まっていることから、2016年の任期終了を待たず12月11日付で辞職する。後任は未定。

ヴォーヴェライト氏は01年6月にベルリン州首相に就任した。在任期間は13年を超えており、ドイツの州首相では現在、最も長い。同性愛者であることを公言したドイツ初の有力政治家として有名だ。

ベルリン・ブランデンブルク空港は当初11年10月の開港を予定していた。だが、工事に問題があることが何度も発覚し、現在に至っても開港のめどが立っていない。コストが大幅に膨らんでいることもあり、同首相の責任を問う声が大きくなっていた。