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2014/8/27

経済産業情報

排ガス規制導入で車両の有害物質排出量95%減少

この記事の要約

独自動車工業会(VDA)は19日、欧州排ガス基準の導入で新車の有害物質排出量が導入前に比べ95%減少したと発表した。次期排ガス基準「ユーロ6」対応のディーゼル乗用車では二酸化炭素(CO2)と粒子状物質(PM)の排出量がそ […]

独自動車工業会(VDA)は19日、欧州排ガス基準の導入で新車の有害物質排出量が導入前に比べ95%減少したと発表した。次期排ガス基準「ユーロ6」対応のディーゼル乗用車では二酸化炭素(CO2)と粒子状物質(PM)の排出量がそれぞれ98%縮小、炭化水素 (HC)・窒素酸化物 (NOx)も97%減った。

大型トラックの低下幅はCO2が88%、HCが95%、NOxが97%。PMはユーロ1比で97%下がった。

ドイツ国内のPM濃度は1995年に比べて40%低下した。VDMによると、排ガス性能の高い自動車の増加が大きく貢献しているという。