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2014/9/17

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ヴィンタースハル―北海で権益取得―

この記事の要約

独BASF傘下の石油・天然ガス大手ヴィンタースハル(カッセル)は12日、ノルウェー国営エネルギー会社スタトイルから石油・天然ガス田などの権益を取得することで合意したと発表した。同社はノルウェーとロシアを中心とする石油・天 […]

独BASF傘下の石油・天然ガス大手ヴィンタースハル(カッセル)は12日、ノルウェー国営エネルギー会社スタトイルから石油・天然ガス田などの権益を取得することで合意したと発表した。同社はノルウェーとロシアを中心とする石油・天然ガスの採掘に今後5年で40億ユーロ以上を投資するとしており、その一環として今回の取引を行った。年内の取引終了を見込む。

ヴィンタースハルが取得する石油・天然ガス田の権益は「ヨア」(稼働中)の5%、「ベガ」(同)の24.5%、「アースタ・ハンスティン」(開発中)の24%、「アステリックス」(発見)の19%。このほか、アースタ・ハンスティン周辺海域での探査権10%を取得し、「ポラーレッド」パイプライン・プロジェクトにも13.2%出資する。取引総額は12億5,000万ドル。アースタ・ハンスティンの開発に成功した場合、同社の支払い額は最大5,000万ドル増加する。

今回の取引によりヴィンタースハルは約1億7,000万石油換算バレル(BOE)の資源を獲得。ノルウェーでの採掘量を現在の1日当たり4万BOEから1.5倍の6万BOEに拡大する。

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