ドイツ連邦統計局が19日発表した2014年8月の生産者物価指数は前年同月比0.8%減となり、13カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが3.1%減となり、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは0.2%増となり、2カ月連続で上昇した。
エネルギー以外では中間財が0.4%減とマイナスになった。投資財は0.5%増、耐久消費財は1.3%増、非耐久消費財は0.4%増だった。
食料品は0.1%減で、下げ幅は砂糖(13.2%減)が最も大きかった。食肉(家禽を除く)も5.9%低下している。コーヒーは7.1%増で、牛乳も4.4%上がった。
生産者物価は前月比では0.1%減となり、2カ月連続で後退した。エネルギーは0.2%減。エネルギーを除いたベースでは横ばいを保った。