高級車大手のダイムラー(シュツットガルト)はドイツ東部の直営販売・修理店をすべて、売却する意向だ。当初計画ではマグデブルク、シュヴェリーン、ロストックの拠点に限られていたが、良い買い手が現れたため、ライプチヒ、ドレスデン、ベルリンの拠点も放出する。地方紙『ライプチガー・フォルクスツァイトゥング』が19日付で報じ、同社が追認した。
ダイムラーは収益力の強化に向けてドイツ本国の販売組織を再編する計画の一環で、158カ所ある直営販売・修理拠点のうち36カ所を売却する考えを打ち出していた。東部地区の拠点をすべて手放すと、売却対象は63カ所に拡大する。