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2014/9/24

経済産業情報

欧州初の商業用蓄電設備が稼働

この記事の要約

欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。 同設備はサムスンSDI […]

欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。

同設備はサムスンSDI製のリチウムイオン電池1,600個(2万5,600セル)からなり、容量は5メガワットに上る。天候の関係で風力や太陽光由来の電力が増えるとこれを蓄え、不足すると放出。送電網を安定させる。

同プロジェクトの費用は600万ユーロで、国(連邦)が130万ユーロを助成した。建設はバッテリーパークの開発を手がけるベルリンのユーニコス(Younicos)が請け負った。