経営コンサルティング大手の米マッキンゼーは16日、顧客企業の事業のデジタル化を支援する拠点「デジタル・ラブ」をベルリンに設置したと発表した。主に大手企業を対象とする考えで、顧客ニーズに見合ったソフトウエアの開発やコーチングサービスを提供していく。
デジタル・ラブはシリコンバレー、ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、バンガロール(印)などにある。従業員はフェースブックやグーグル、アマゾンなどから引き抜いたIT分野のスペシャリストで、現在300人以上が勤務している。
ドイツの顧客にはこれまでロンドンの拠点からサービスを提供してきた。ベルリン拠点では従業員数を中期的に30人に拡大する考えだ。