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2015/3/4

総合 - ドイツ経済ニュース

独消費者景況感、01年10月来の高水準に

この記事の要約

市場調査大手GfKが2月26日発表したドイツ消費者景況感指数の3月向け予測値は9.7となり、2月の確定値9.3を0.4ポイント上回った。石油価格の大幅下落が追い風となり、2001年10月以来の高水準を記録した。 景気の見 […]

市場調査大手GfKが2月26日発表したドイツ消費者景況感指数の3月向け予測値は9.7となり、2月の確定値9.3を0.4ポイント上回った。石油価格の大幅下落が追い風となり、2001年10月以来の高水準を記録した。

景気の見通しに関する2月の指数(3月向け予測値の算出基準の1つ)は27.2となり、前月の22.5から4.7ポイント上昇した。石油安のほか、ユーロ安、低インフレ率、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和方針を受けて、景気見通しが改善していることが大きい。ウクライナ問題やギリシャのユーロ離脱懸念は影響をもたらしていない。

所得の見通しに関する2月の指数(同)も前月の47.8から50.6へと2.8ポイント上昇した。燃料価格の急落を受けて家計のゆとりが増えていることが反映された格好。

こうした傾向を背景に高額商品の購入意欲に関する2月の指数(同)も前月の57.4から59.1へと1.7ポイント上昇し、これまでで2番目に高い水準となった。

GfKは今年、個人消費が前年比で実質1.5%拡大すると予想している。

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