ドイツ連邦統計局が4日発表した2014年の国内鉄道貨物輸送量は前年比2.3%減の3億6,500万トンに縮小した。ドイツ鉄道(DB)で秋に実施された機関士労組GDLのストライキが響いた格好。10月の輸送量は前年同月を6.6%、11月も同9.6%下回った。
同ストの影響を受けないトランジットは4.0%増の1,850万トンに拡大した。
トンキロ(輸送重量×輸送距離)ベースの輸送量は横ばいの1,126億トンキロで、コンテナ/スワップボディの輸送量は3.8%減の620万TEU(20フィートコンテナ換算)だった。