マニーは18日、独シュッツグループから歯科修復材分野の子会社2社を完全買収すると発表した。製品開発・販売を強化し、持続的な成長を今後も確保していく考え。取引金額は公表していない。
シュッツから子会社シュッツ・デンタルとGDFゲゼルシャフト・フュー・デンターレ・フォーシュング・ウント・イノヴァティオーネンを譲り受ける。両子会社はともにフランクフルト近郊のロスバッハにあり、シュッツ・デンタルはドイツ国内での販売、GDFは開発、製造、国外販売を主に手がける。売上高はシュッツ・デンタルが2,099万ユーロ、GDFが648万ユーロ。ともに利益を計上している。
マニーは今回の買収により、先進国市場への新製品投入を加速。また欧州市場でプレゼンスを高めるとともに、新興国市場での営業を強化する。