ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、同国の駆動装置、フルードパワー業界の売上高が昨年ともに拡大したと発表した。駆動装置は154億ユーロで1%増加。フルードパワーは6%増の66億ユーロと大きく伸びた。
世界市場に占めるドイツ製品の割合をみると、駆動装置は21%に達し、2位の中国(13%)を大きく引き離した。フルードパワーも25%と高く、2位の米国は16%だった。
ドイツの輸出高は駆動装置が134億ユーロ、フルードパワーが36億ユーロだった。足元の欧州のほか、中国、米国が主な仕向け先となっている。
今年は駆動装置で2%の売上増、フルードパワーで同3%増を見込む。