ドイツ連邦統計局は21日、昨年のビール輸出高が15億リットル強となり、前年水準を保ったと発表した。輸出総額は11億ユーロ弱だった。
最大の仕向け先国はイタリアで、全体の20.0%を占めた。これにフランス(12.0%)、オランダ(11.1%)が続いた。中国は9.8%で4位、米国は6.7%で5位だった。
ドイツのビール輸入量は6億7,000万リットル弱で、輸出の半分以下にとどまった。輸入ビールの41%以上をデンマーク産が占める。同国には世界的なメーカーであるカールスバーグがあり、ドイツの小売店でも製品が広く販売されている。