ドイツ連邦統計局が2010~12年のデータをもとに22日発表した同国の平均寿命(新生児の平均余命)は男性で77.7歳(77歳9カ月)、女性で82.8歳(82歳10カ月)だった。女性は09~11年のデータを基にした数値を0.1歳上回ったものの、男性では変化がなかった。1986~88年は男性が71.7歳、女性が78.0歳で、これに比べると平均寿命は大きく伸びている。
平均寿命が最も高い州は男女とも西南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルクで、男子は79歳、女子は83歳8カ月だった。最低は男性が東部のザクセンアンハルト(75歳10カ月)、女性が西南ドイツのザールラント(81歳11カ月)だった。
65歳の平均余命は男性が17年6カ月、女性が20年9カ月だった。