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2015/5/13

総合 - ドイツ経済ニュース

製造業受注3カ月ぶりに増加、3月+0.9%に

この記事の要約

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した2015年3月の製造業受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%増となり、3カ月ぶりに拡大した。国内受注が4.3%増と好調で、全体をけん引。ユー […]

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した2015年3月の製造業受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%増となり、3カ月ぶりに拡大した。国内受注が4.3%増と好調で、全体をけん引。ユーロ圏(ドイツを除く)も2.5%伸びた。ユーロ圏外は4.0%減と大きく落ち込んだ。大型受注の規模は平均を上回った。

部門別では投資財の伸び率が最も大きく、1.3%に上った。国内とユーロ圏がそれぞれ5.8%、7.9%増加し、全体を強く押し上げた。ユーロ圏外は5.1%落ち込んだ。

投資財も0.9%伸びた。ユーロ圏とユーロ圏外はそれぞれ2.6%減、0.9%減と振るわなかったものの、国内は3.3%増加した。

消費財は2.2%落ち込んだ。内訳はユーロ圏が4.5%減、ユーロ圏外が2.9%減、国内がプラスマイナス0%だった。

特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、1~3月は前の期の14年10~12月を1.5%下回った。1月と2月がともに前月を下回ったことが響いた格好。地域別では国外が3.4%減となり足を強く引っ張った。国内は1.0%増加した。

経済省は企業景況感の改善が続いているうえ、国内受注も堅調なことを指摘。独製造業の景気は上向き基調が続いているとの見方を示した。

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