ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は3日、カーシェアリングの分野で自動車大手のダイムラーと提携すると発表した。両社のカーシェア顧客がそれぞれ相手側企業の車両を同日から利用できるようにした。サービス地域はドイツ全国をほぼ網羅しており、両社は今回の提携により国内最大のカーシェアネットワークを構築した。
DBはフリンクスター(Flinkster)、ダイムラーはカー2ゴー(Car2Go)ブランドでそれぞれカーシェアサービスを提供している。フリンクスターは計200の都市に1,000カ所以上のステーションを持ち、車両数は約3,300台。カー2ゴーは全国6カ所の人口密集地域で計3,350台の車両を提供している。両ブランドの車両数は約7,000台で、そのうち750台を電気自動車が占める。
スマートフォンで車両の予約とドアの開閉ができる。