ドイツ連邦統計局は11日、国内で新車登録された乗用車の平均馬力が2005年の123PSから13年には137PSへと11%上昇したことを明らかにした。馬力の大きいSUV、オフロード車の需要が増加したためで、13年の平均馬力が仮に05年と同水準にとどまっていれば二酸化炭素(CO2)の排出量を12.0%削減できたとしている。実際の削減幅は1.6%にとどまった。
一般世帯で利用する乗用車の13年の燃料消費量は366億4,500万リットルで、05年を3.2%下回った。乗用車の総数はこの間、7.1%増加したものの、走行1キロメートル当たりの燃料消費量が平均6.6%減少したため、全体の燃料少量が減少した。