スペイン建設大手ACSの独子会社ホーホティーフ(エッセン)は19日、米国子会社フラットアイアンが同国で高速鉄道の路線敷設を共同受注したと発表した。同路線はロサンゼルス~サンフランシスコ(560キロメートル)を結ぶ米国初の高速鉄道で、2029年に全面開通する見通し。
フラットアイアンはACS傘下の米ドラガドスUSAとコンソーシアムを組み入札に参加。計60マイル強(約97キロ)の区間を落札した。受注額は12億3,000万ドル(10億8,000万ユーロ)。16年末に着工し約4年後に完成させる予定だ。