メルク

製薬・化学大手の独メルクがロシア事業を強化する。カールルートヴィヒ・クレイ社長が『モスクワ・タイムズ』紙に明らかにしたもので、現地従業員数を年末までに現在の220人から300人以上に拡大し、売上高も直近の1億5,000万ユーロから伸ばしていく。同国は欧米による制裁などの影響で経済が低迷しているものの、クレイ社長はいずれ回復すると指摘。競合に比べロシア進出が遅れた同社は急スピードで事業を拡大できるとの見方を示した。

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