内蔵センサーで呼吸や心拍数を計測してスマホに送信するTシャツや、走行時に足にかかる圧力を測定するソックスといったスマート・スポーツウエアの利用に関心を持つスポーツ愛好家は全体の25%を占めることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が実施したアンケート調査で分かった。1,400万人のドイツ人が関心を持つ計算という。
スマート・スポーツウエアを「絶対に利用したい人」は12%だった。Bitkomの関係者は「現時点では価格が高い」ものの、広く普及するのは時間の問題だとの見方を示した。
年齢層別でみると、14~29歳では関心を持つ愛好家の割合が30%に上った。65歳以上でも23%と比較的高い。性別では男性が27%、女性が23%だった。
14歳以上のドイツ人で時々、運動する人は81%で、数にすると5,700万人に上る。
Bitkomは14歳以上の1,014人を対象に調査を実施した。