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2015/7/29

経済産業情報

独~パリ間の高速鉄道を拡充、フランクフルトからは3時間半に

この記事の要約

ドイツ鉄道(DB)とフランス国鉄(SNCF)は23日、ドイツとパリを結ぶ高速鉄道を来春から拡充すると発表した。フランス東部に新たな高速鉄道路線が開通するため、増便が可能になり、運行時間も短縮できるようになる。 フランクフ […]

ドイツ鉄道(DB)とフランス国鉄(SNCF)は23日、ドイツとパリを結ぶ高速鉄道を来春から拡充すると発表した。フランス東部に新たな高速鉄道路線が開通するため、増便が可能になり、運行時間も短縮できるようになる。

フランクフルト~パリ間を現在の一日当たり5往復(平日)から6往復に増やす。増便となるのは朝7時1分にフランクフルトを出発する高速鉄道ICEで、約3時間半後の10時30分にパリ東駅に到着。運行時間は現在よりも20分ほど短縮される。同便の出発時刻と到着時刻は特に日帰り出張に適している。

シュツットガルト~パリ間も一日4往復から5往復に増便。運行時間は現在よりも30分短い約3時間10分となる。ミュンヘン~パリ間も6時間10分から約5時間40分に短縮される。

DBとSNCFは2007年6月、高速鉄道の相互乗り入れを開始した。昨年は乗客数が08年を44%上回るなど成果が出ていることから、両社は同日、同契約を20年まで延長した。

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