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2015/9/9

企業情報

シュトル―中国企業が出資―

この記事の要約

横編機製造の独シュトル(ロイトリンゲン)に工業用・家庭用ミシンを手がける中国企業、上工申貝(Shang Gong Group=SGG=)が資本参加するもようだ。dpa通信が報じたもので、SGGは独禁当局の承認を経て出資す […]

横編機製造の独シュトル(ロイトリンゲン)に工業用・家庭用ミシンを手がける中国企業、上工申貝(Shang Gong Group=SGG=)が資本参加するもようだ。dpa通信が報じたもので、SGGは独禁当局の承認を経て出資する。

出資比率は明らかにされていないが、シュトルのオーナー一族は過半数資本を今後も保持するという。SGGは独子会社Shang Gong Europeから監査役1人を派遣する。

シュトルは1873年創設の老舗企業で、従業員数は約850人。SGGとの協力を通してアジア市場でのプレゼンスを強化する。