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2015/9/23

経済産業情報

顧客サービス満足度でマツダが量販車トップに

この記事の要約

米調査会社J.D.パワーが16日発表した独自動車サービス満足度(CSI)調査で、マツダが量販車部門1位を獲得した。日本車の評価は総じて高く、トヨタ、日産、ホンダも平均を上回るポイントを獲得した。高級車トップはメルセデスベ […]

米調査会社J.D.パワーが16日発表した独自動車サービス満足度(CSI)調査で、マツダが量販車部門1位を獲得した。日本車の評価は総じて高く、トヨタ、日産、ホンダも平均を上回るポイントを獲得した。高級車トップはメルセデスベンツだった。

J.Dパワーは自動車保有者を対象にアンケート調査を実施し、正規販売店のアフターサービス対応について「サービスクオリティ」(比重26%)、「入庫時対応」(23%)、「サービス担当者」(19%)、「サービス納車」(18%)、「店舗施設」(14%)の5分野に分けて質問。総合満足度を1,000点満点で算出した。今回は2012年4月から14年3月にかけて新車登録した車両の持ち主9,430人から回答を得た。

マツダは781点で量販車平均(737点)を44点、上回った。これにトヨタ(775点)、日産(765点)、ダチア(758点)が続く。ホンダは平均を9点上回る746点。独市場最大手のフォルクスワーゲン(VW)は739点だった。

ランキング最下位はフィアットで708点にとどまった。これにシトロエン(711点)、現代(716点)が続く(ランキングには回答サンプル数が少ないブランドが含まれていない)。

高級車トップのメルセデスベンツは770点だった。平均は749点で、ボルボ(745点)、BMW(741点)、アウディ(736点)はこれを下回っている(レクサスやポルシェは調査対象となったものの、回答サンプル数が少ないためランク付けされていない)。