再生可能エネルギー発電事業を手がける独コーラス・クリーン・エナジー(ノイビーベルク)は24日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。10月7日に株式市場デビューを果たす見通し。当初は7月を予定していたが、ギリシャの財政危機を受けて延期した経緯がある。公開益を新たな太陽光・風力発電パークの建設に充てる意向だ。
新株を公開するとともに、発行済み株式を売り出す。発行価格の決定に向けて引受証券会社があらかじめ提示する価格帯(仮条件)は9.75~12.50ユーロで、同価格帯の中央値が発行価格となった場合、公開益は最大1億2,500万ユーロに上る。