独情報通信業界連盟(Bitkom)が24日発表したドイツ製情報通信機器と娯楽家電の上半期(1~6月)の輸出高は前年同期比13%増の162億ユーロと大きく拡大した。情報機器が20%増の78億ユーロと全体をけん引。娯楽家電は13%増の21億ユーロ、通信機器は5%増の63億ユーロだった。
最大の輸出先国は英国で、14億2,100万ユーロに上った。これにフランス(14億100万ユーロ)が僅差で続き、3位はオランダ(12億4,100万ユーロ)だった。4位のポーランド(11億4,300万ユーロ)は伸び率が40%と極めて大きい。米国は8億800万ユーロで7位だった。
情報通信機器・娯楽家電の輸入高は262億ユーロで、前年同期を14%上回った。最大の輸入先国は中国で、30%増の121億ユーロを記録。2位のオランダ(2%増の17億ユーロ)に大きく水をあけた。3位はベトナムで、55%増の13億ユーロだった。