独貯蓄銀行(シュパールカッセ)グループの現金自動預け払い機が25日、広範囲にわたって一時利用できなくなった。3つある電算センターのうち1つがダウンしたためで、業務にも大きな支障が出た。
支障が出たのはラインラント・ファルツ、バーデン・ヴュルテンベルク、ザールラント、ラインラント、ブレーメン地区の貯蓄銀行。7時から14時まで現金の引き出しや口座明細の印刷ができなくなった。銀行によっては職場のパソコンや電話も利用できず、電話が不通となった店舗は貯蓄銀グループの規則により閉店となった(強盗があった場合やけが人などが出た場合の通報ができないため)。
ネットワーク部品の故障が原因とみられ、貯蓄銀はサイバー攻撃の可能性はないとしている。顧客データも失われていないという。