独投資会社ロケット・インターネットは20日、オンライン融資プラットホーム子会社のゼンカップ(Zencap)が英同業ファンディング・サークル(Funding Circle)と合併すると発表した。株式交換方式で両社を統合。2社の出資者は新会社の出資者となる。
ゼンカップは昨年3月の設立。同社のプラットホームでは事業資金を調達したい中小企業がネットユーザーから融資を受けることができる。これまでに約520社が総額3,500万ユーロを調達した。ロケット・インターネットは同社の資本およそ75%を持つ。
ファンディング・サークルは2010年の設立。米資産運用会社ブラックロックとシンガポールの国営ファンドであるテマセクの傘下にある。