物流大手のドイツポストは23日、「ポストブス」ブランドで長距離路線バス事業を展開する子会社ドイチェ・ポスト・モビリティ(ボン)が航空大手のルフトハンザと提携すると発表した。ミュンヘン空港を利用するルフトハンザの顧客に便宜を図り、利用者の拡大を図る狙いだ。
12月15日からミュンヘン空港と独南部のウルム、アウグスブルク、パッサウ、レーゲンスブルク、ニュルンベルク、バンベルクの計6都市を結ぶバス直行便を運行。来年2月12日にはローゼンハイム/ラウプリング(独)、ザルツブルク、インスブルック、ヴェルグル(以上3都市は墺)の4都市にも同サービスを拡大する。
ルフトハンザの顧客は1枚のチケットで旅客機とバス直行便をともに利用できるうえ、バスの運行が大幅に遅れフライトに間に合わない場合は次のフライトに予約が自動変更される。バス直行便はマイルの対象となる。