独航空最大手のルフトハンザ(フランクフルト)は10月29日の決算発表で、2015年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)見通しを引き上げた。夏季バカンス客の需要が伸びて7-9月期(第3四半期)の業績が好調だったほか、燃料コストが従来予想を3億ユーロ下回る57億ユーロにとどまると見込まれるためで、今後新たなストライキが実施されなければ「17億5,000万~19億5,000万ユーロ」に達するとしている。これまでは「15億ユーロ以上」としてきた。
7-9月期のEBIT(調整済み)は前年同期比51.2%増12億2,500万ユーロと大幅に拡大。売上高は5.7%増の89億3,900万ユーロ、純利益は41.5%増の7億9,400万ユーロだった。