ドイツ連邦統計局は24日、2015年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、GDPの約3分の2を占める個人消費(民間最終消費支出)が実質0.6%増加して全体をけん引。政府最終消費支出も1.3%増とプラス要因となった。
一方、設備投資と建設投資はそれぞれ0.8%、0.3%減少。建設投資は2四半期連続で後退した。輸出の伸びは0.2%で、輸入の同1.1%を大幅に下回った。
実質GDP成長率0.3%に対する内需全体の寄与度は0.7ポイントだった。外需(輸出-輸入)はマイナス0.4ポイントで、2四半期ぶりに成長率を押し下げた。(表を参照)