クーカ―美的集団が株式買い増しの方向―

中国の大手電機メーカー美的集団が独産業ロボット大手クーカ(アウグスブルク)に対する出資比率引き上げを考えていることが2月29日、明らかになった。ドイツでは出資比率が10%を超えた場合、出資の目的を公表することが法律で義務づけられており、美的集団はこれに基づいて声明を発表した。

美的集団は昨年8月、クーカ株5.43%を取得し同社に資本参加。今年2月初旬に同株を買い増し出資比率を10.22%に引き上げた。今後も株価の水準を踏まえて1年以内に買い増す考えだ。監査役会と取締役会の人事には介入しないとしている。

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