建設許可件数、1月は10年来の高水準に

ドイツ連邦統計局が8日発表した1月の建築許可件数(増改築を含む)は前年同月比34.5%増の2万6,288件となり、同月としては10年来の高水準に達した。歴史的な超低金利が不動産需要を加速させた格好だ。

新築住宅は2万1,571件で、31.3%増加。特に寮は46.3%増の1,173件と伸び率が大きかった。一世帯住宅は35.3%増の8,178件、二世帯住宅は24.1%増の1,626件、三世帯以上の集合住宅は28.0%増の1万594件だった。

非住宅用建造物は46.2%増の247件で、容積は6.3%増の1,268万立方メートルだった。容積の伸び率は流通施設(59.6%増)で最も大きく、これに公共施設(31.0%増)、工場・作業場(22.0%増)が続いた。

増改築は4,470件で51.8%増加した。

上部へスクロール