独機械輸出、上半期は1.1%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が22日発表した同国の上半期の機械輸出高は776億ユーロとなり、前年同期比で1.1%減少した。世界の多くの地域で市場環境が悪化しており、VDMAの景気分析担当者はそうした状況を踏まえれば満足できる結果だとの立場を示した。

石油輸出国機構(OPEC)向けが16.3%減の27億8,670万ユーロと大きく落ち込んだほか、2番目に大きな輸出先国である中国も同11.5%減69億880万ユーロに後退。最大の輸出先である米国も0.9%減と振るわなかった。(表を参照)

一方、欧州向けは1.7%増と堅調で、フランス向けは7.4%の伸びを記録した。トルコも5.6%増と好調だった。アフリカは21.8%増と大幅に拡大した。

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