8月インフレ率、横ばいの0.4%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比0.4%増となり、インフレ率(物価の変動率)は前月と同じ水準にとどまった。最大の物価押し下げ要因となっているエネルギーの下落率は前月の7.0%から5.9%に縮小したものの、食料品の上昇率が同1.1%から0.9%に低下。サービスも同1.4%から1.3%に下がり、物価の押し上げ効果が弱まった。CPIは前月比では横ばいだった。

欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が0.3%、前月比がマイナス0.1%だった。

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