米テスラ・モーターズの「オートパイロット」システムは運転支援機能を備えているものの、運転操作と周辺監視を全面的に任せるほどの技術水準には達していないとの警告文書を、ドイツ連邦陸運局(KBA)がテスラ車のオーナーに送付している。同システムを過信したドライバーが米国と中国で計2人、死亡事故を起こしたことを受けた措置。同社の説明書に「ドライバーには注意を怠らず安全に運転し、車両を常にコントロールすることが義務づけられている」と明記されている点に注意を促している。約2,500人のオーナーがKBAから文書を受け取る。