ナノテクノロジーを活用した休養・睡眠時専用のリカバリー(疲労回復)ウエアを開発・販売するベネクスは12月22日、ドイツ水泳協会(DSV)とオフィシャルパートナー契約を締結したと発表した。競泳選手用のリカバリーウエアを同協会と共同開発し、国際大会に出場するドイツ代表選手に提供。選手の休養をサポートしていく。契約期間は1月から東京五輪が終了する2020年12月まで。
同社のリカバリーウエアにはナノプラチナなどの粒子状にした鉱物が練り込まれており、それらが発する微弱な電磁波が副交感神経に作用して、筋肉の緊張緩和と血流を促進。疲労回復や安眠へと導く。
今回の契約では、運動後のほか、車や航空機での移動時にも着用し疲労回復を促すウエアや、練習後のマッサージ時に使用する施術用クロスなどの共同開発を取り決めた。べネクスはドイツで販売している現地仕様の商品も随時提供し、選手の疲労回復を全面的にサポートしていく。
現地のスポーツ用品店などでは、同協会にリカバリーウエアの効果が認められたことを訴求する販促を展開し、知名度向上と販売拡大を目指す。具体的には、オフィシャルパートナーであることを示すDSVのロゴマークや公式写真などを、商品パッケージや店頭POPに活用していく。