アルディ・ジュド―米国で巨額投資、店舗照明にLED採用―

独ディスカウントスーパー大手アルディ・ジュド(ミュールハイム・アン・デア・ルール)は8日、米国での巨額投資計画を発表した。既存店舗を増改築・近代化するとともに、新規店舗を開設。同国で展開する店舗を約2,000カ所へと拡大する。

増改築と近代化の対象となるのは1,300カ所で、同社は2020年までに総額16億ドルを投じる。青果や食肉などの生鮮食料品や焼き立てパンの売り場面積を増やすことが狙いで、店舗面積は約20%拡大することになる。店舗の雰囲気も改善する考えで、天井を高くしたり、LED照明を投入する方針だ。

新規店舗は2018年末までに計650カ所を開設する。投資額は30億ドル。

同社は米国事業を急速に拡大している。1カ月当たりの来店者数は4,000万人で、13年に比べ60%増加した。18年末にはこれを4,500万人へと拡大する目標だ。

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