鉱工業生産2カ月連続で増加、建設は2ケタ増に

ドイツ連邦経済省が7日発表した2月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.2%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。建設業が13.6%増と大きく伸びて全体が押し上げられた格好だ。

製造業は0.9%増加した。内訳は消費財が1.4%増、投資財が1.1%増、中間財が0.4%増。エネルギー業界は0.6%増だった。

特殊要因による数値のブレが小さい2カ月単位の比較をみると、1~2月は前の期の昨年11~12月を製造業で1.7%上回った。消費財、中間財、投資財の3分野すべてでプラス成長を確保したという。建設業は6.2%増加した。

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