BASF―漂白粘土事業などを米社に売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、漂白粘土・鉱物系吸着剤事業を鉱山大手の米EPミネラルズに売却することで合意したと発表した。経営資源を成長分野に絞り込む戦略に基づく措置。売却金額など取引の詳細は公表しないことで合意した。当局の審査を経て売却手続きが第3四半期(7~9月)に完了すると見込んでいる。

売却する事業の資産には工場1カ所とミシシッピ州の粘土鉱山、アリゾナ州にある鉱山の転貸試掘権が含まれている。同事業の雇用規模は約70人。

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