労働時間を増やしたい人は減らしたい人の2.3倍に

ドイツの就労者4,111万人(15~74歳、2016年)のうち労働時間を増やしたと考えている人は263万人に上ることが、連邦統計局の調査で分かった。減らしたい人は116万人にとどまることから、その差は約2.3倍に上る。

就労者の平均労働時間は週35.6時間だった。就労者が希望する労働時間の平均は実際の労働時間を0.4時間上回る36時間だった。フルタイム勤務では実際の労働時間が希望の労働時間を0.1%上回っているのに対し、パート勤務では実際が希望を1.7%下回っており、仕事を増やしたいという希望はパート勤務で目立つ。

仕事時間を増やしたと考えている人の平均労働時間は28.9時間で、希望平均を10.9時間も下回っている。パート勤務ではその差が13.9時間と大きい。

労働時間を減らしたいと考えている人の平均労働時間は41.6時間で、希望平均を11時間上回っている。フルタイム勤務ではその差が11.3時間に上る。

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