独情報通信業界連盟(Bitkom)が4日発表した情報通信機器(娯楽家電を含む)の昨年の輸出高は前年比7%増の381億ユーロと大きく拡大した。情報機器が19%増の195億ユーロと全体をけん引。娯楽家電も6%増の48億ユーロに拡大した。通信機器は5%減の138億ユーロと振るわなかった。
情報通信機器の輸入高は636億ユーロで、前年を9%上回った。内訳は情報機器が13%増の304億ユーロ、通信機器が3%増の231億ユーロ、娯楽家電が9%増の101億ユーロ。
最大の輸出先国はポーランドで、33億2,300万ユーロに上った。これにフランスが31億8,200万ユーロで続き、3位はチェコの30億7,700万ユーロだった。
輸入先国では中国がダントツの1位で、298億9,500万ユーロに上った。輸入高全体の47%を占める。2位はチェコで36億9,800万ユーロだった。日本は17億4,500万ユーロで9位。韓国は156%増の18億6,900万ユーロと大幅に伸び7位に浮上した。(下の表を参照)