協定賃金が4年ぶりの上げ幅に、18年は2.9%

ドイツ連邦統計局が1日発表した2018年の協定賃金上昇率(特別手当込み)は2.9%となり、4年来の高い伸びを記録した。上げ幅が最も大きかったのは人手不足が深刻な建設業で4.4%を記録。これに製造業が3.5%で続いた。製造業で大きく伸びたのは金属・電機業界と化学業界でそれぞれ4.3%、3.6%のベースアップがあったため。

伸び率が最も小さかったのは金融・保険サービスで、1.7%にとどまった。これに鉱業が1.8%で続いた。

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